デンタルコンセプト21の例会に参加|2015年活動報告
11月15日(日)秋葉原コンベンションホールにて、インプラントに特化した国内最大のスタディーグループであるデンタルコンセプト21の例会が行われ、小金井医院の沼澤秀之が参加してきました。
現会長の三好敬三先生のもと3年間勤務医として修業させていただいた関係で、現在でも中心メンバーとして活動させていただいております。
今回のテーマは「予知性の高いインプラント治療をめざして~骨組織と軟組織のマネージメント~」と題して行われました。
現在における骨や歯などの硬い組織を硬組織、粘膜や歯肉などを軟組織と言いますが、インプラントにおけるその扱いのスタンダードは何なのか議論しました。デンタルコンセプト21のモットーは「for the patients」(患者様の為に)ですので、ただ大きな手術をしてインプラントをするのではなく、患者様が求める最低限度の侵襲で最大限の効果が出せるよう議論は進められました。
硬組織の移植手術に関しては、当院で採用しております「ガイド手術」を用いることでずいぶんと回避又は縮小できていると感じます。
しかしながらインプラントの長期安定を考えた場合、やはり歯肉の移植は必要になることがあります。
症例によって状況がかなり異なる場合が多いので担当医にご相談ください。